インドネシア・フローレス島中部、クリムトゥ火山のターコイズ色の火口湖
すべての記事を見る

インドネシア フローレス島ガイド:場所、見どころ、必要な日数

Asik Travel Team
8
2026年10月28日

フローレス島は、インドネシアのヌサ・トゥンガラ・ティムール(NTT)州にある細長い火山島で、バリ島から東へ、ロンボク島とスンバワ島を越えた先にあります。旅の多くは島の西端の港町ラブアンバジョから始まります。コモド国立公園の玄関口で、バリから飛行機で約1時間です。そこから高原のワエレボ村へ足をのばし、日数に余裕があれば島の反対側にあるクリムトゥ山の三色の湖まで行けます。

私たちはラブアンバジョに住み、ここでボートツアーを運営しています。そのためこのガイドは、フローレス島の西の端から東を眺める視点で書いています。何がどこにあり、それぞれ何日かかり、手持ちの日数でどう組み合わせるか、という話です。

インドネシア フローレス島はどこにある?

インドネシアの地図でバリ島を探し、そこから東へ、ロンボク島とスンバワ島の先へ目を移してください。次に現れる大きな島がフローレス島です。ヌサ・トゥンガラ・ティムール州に属し、西端の西マンガライ県(Manggarai Barat)は、海をはさんでコモド国立公園の島々と向き合っています。

フローレス島は東西に長く、山がちな島です。島の中央部は火山が連なり、くねくねとした山道が続きます。地図で見ると近そうでも、車で移動すると丸一日かかるのはそのためです。西フローレスの先住民族はマンガライの人々、島の中央のクリムトゥ周辺にはリオの人々が暮らしています。バリとラブアンバジョは同じ時間帯(WITA)なので、移動しても時差はありません。

ラブアンバジョ:フローレス島の玄関口

ラブアンバジョは小さな港町で、ほとんどの旅行者にとってフローレス島への入口です。町にはコモド空港(LBJ)があり、バリ(デンパサール)、ジャカルタ、時期によってはスラバヤからの直行便が発着します。バリからは約1時間のフライトで、空港は港からわずか2.5 kmの高台にあります。

フローレス島西端にあるラブアンバジョの町と港(インドネシア)
フローレス島の旅の多くが始まる港町、ラブアンバジョ。

バリからロンボク島、スンバワ島を経由してフェリーで渡る陸路もあります。2〜3日かかるので、移動そのものを楽しみたい人向けです。飛行機の便、航空会社、フェリーの選択肢はバリからラブアンバジョへの行き方に、地図と基本情報はラブアンバジョはどこにある?にまとめています。

町そのものも、ボートツアーの前後に1日ずつ過ごす価値があります。洞窟、夕日の丘、焼き魚が並ぶカンポン・ウジュンの夜市、半日で行けるチュンチャ・ウラン滝など。ひとつずつ紹介したラブアンバジョでやることリストもどうぞ。

コモド国立公園:フローレス島観光のいちばんの目的

フローレス島を訪れる人のほとんどは、コモド国立公園が目当てです。面積1,733 km²のユネスコ世界遺産で、3つの大きな島(コモド島、リンチャ島、パダール島)と26の小島からなります。公園へ通じる道路はなく、ラブアンバジョから入る方法は船だけです。

ラブアンバジョから船で行くコモド国立公園のコモドドラゴン
すみかで暮らすコモドドラゴン。会えるのは国立公園の中で、ラブアンバジョの町にはいません。

コモドドラゴンは現存する最大のトカゲで、生息地は世界で5か所だけです。コモド島、リンチャ島、ギリ・モタン島、ヌサ・コデ島、そしてフローレス島本島のごく一部。野生の個体数は約3,000頭です。公園内では、レンジャーの案内付きの散策で観察します。

私たちの案内方法は2つあります。

  • 日帰りツアー。 コモド日帰りツアーは、スピードボートで6か所を回ります。パダール島、ピンクビーチ、コモド島のドラゴン、タカ・マカッサル、マンタポイント、タートルベイ。ホテル送迎は06:30、町に戻るのは16:15〜17:00の間です。料金は1人IDR 1,450,000から。
  • 船中泊クルーズ。 コモドツアー3日間(2泊)では、客室9室のピニシ船に泊まり、パダール島で朝日を迎え、日帰りボートより先にビーチに着けます。料金は1人IDR 6.5Mから。

公園の入園料とレンジャー料金は、公園のSiOraシステムで事前予約し、ツアー代金とは別に支払います。最新のルールはコモド国立公園ガイドをご覧ください。

ワエレボ村:マンガライ高原の伝統村

ワエレボは、ムバル・ニアンと呼ばれる円錐形の家が7棟建つマンガライの伝統村で、標高1200メートルの山中にあります。約100人が暮らし、村は1700年代後半からこの地にあります。2012年にはユネスコのアジア太平洋地域文化遺産保全賞を受賞しました。

朝の山霧に包まれたワエレボ村の円錐形の家ムバル・ニアン(インドネシア・フローレス島)
朝もやの中に並ぶ、ワエレボ村の7棟のムバル・ニアン。

ラブアンバジョから登山口のデンゲ村までは車で約4時間、そこから上り坂を3時間歩きます。宿泊客用の2棟のうちどちらかに泊まり、村の人たちと夕食をともにして、翌朝下山します。最低でも1泊2日を見ておいてください。村への協力金は1人IDR 500,000で、夕食、朝食、寝床が含まれます。

内陸の旅として私たちがいちばんおすすめするのがここです。野生動物ではなく文化、アクティブではなくゆったりした旅になります。詳しい計画はワエレボ村ガイドにあります。

ぴったりの旅を選ぶ

クリムトゥ山:フローレス島中部の三色湖

クリムトゥは、フローレス島中部にある標高1639メートルの火山です。山頂には3つの火口湖が並び、それぞれ色が違います。火山の水の成分が変わるにつれ、色は年ごとに移り変わります。リオの人々は、この湖を亡くなった人の魂が眠る場所と考えています。

クリムトゥ山へ向かう道から見える火山の稜線と山の景色(フローレス島)
夜明け、クリムトゥの火口縁へ向かう途中の山の景色。

クリムトゥはラブアンバジョとは島の反対側にあります。陸路ではルテンを通ってバジャワまで約10時間、さらに山麓の村モニまで6時間ほど。ラブアンバジョからクリムトゥへ行くなら最低4日は必要です。早いのは、バリからエンデへ飛ぶ方法で、ウイングス・エアが毎日運航しており、エンデからモニまでは車で2時間です。駐車場から火口縁までは短い距離で、狙うなら日の出の時間です。外国人の入場料はIDR 150,000(2026年)。詳しくはラブアンバジョからクリムトゥへをご覧ください。

フローレス島での移動手段

ラブアンバジョ市内ではGojekとGrabが使えます。主にバイクの配車で、空港から町までIDR 30,000〜50,000です。空港からタクシーならIDR 100,000〜150,000です。

町の外へ出るなら、車とドライバーを手配しましょう。ワエレボへは、多くの旅行者が1日単位で車とドライバーを雇い、往復でIDR 1.5M前後です。クリムトゥまで島を横断する場合、バジャワより東の道は運転が難しく、自分で運転するのはおすすめしません。島の東半分のツアーは私たちでは運営していませんが、信頼できるドライバーガイドのつながりがあるので、ご紹介できます。

島を端から端まで回るもうひとつの方法は、片道を飛行機にすることです。コモドのためにラブアンバジョに降り、陸路で東へ進み、エンデからバリへ飛んで戻ります。

フローレス島観光は何日必要?

どこまで東へ行くかで決まります。

  • 2〜3日: ラブアンバジョとコモドだけ。日帰りツアーに予備日を1日足すか、3日間のクルーズ。3日以内ならクリムトゥは外しましょう。
  • 4〜5日: コモドにワエレボを追加。ラブアンバジョからの内陸旅として自然な組み合わせです。
  • 8〜10日: フローレス島をまるごと回る旅程。船でコモドを巡り、ルテン経由で東へ(途中でワエレボ)、バジャワ、モニと進んでクリムトゥの日の出を見て、エンデからバリへ飛んで帰ります。

時期も大切です。おすすめは5月から10月上旬。海が穏やかで、ボートが予定どおり出ます。1月と2月は西風の季節で、ボートが港から出られない日があります。クリムトゥは5月から9月がベスト、ワエレボは乾季の4月から10月がもっとも安定しています。

よくある質問

インドネシアのフローレス島はどこにありますか?

フローレス島はヌサ・トゥンガラ・ティムール州にあり、バリ島の東、ロンボク島とスンバワ島の先に位置します。島の西端にラブアンバジョがあり、コモド国立公園と向き合っています。

フローレス島へはどうやって行きますか?

多くの人はバリからラブアンバジョのコモド空港(LBJ)へ飛びます。フライトは約1時間です。ジャカルタからの直行便のほか、バリからロンボク島、スンバワ島を経由するフェリーの陸路もあり、こちらは2〜3日かかります。クリムトゥへ直行するなら、バリからエンデへ飛ぶ方法もあります。

フローレス島観光には何日必要ですか?

コモドだけなら、ラブアンバジョから2〜3日で十分です。ワエレボを加えるなら4〜5日。島を横断してクリムトゥまで行くなら8〜10日を見てください。

フローレス島は何で有名ですか?

コモド国立公園のコモドドラゴン、クリムトゥ山の三色の火口湖、ワエレボ村の円錐形の家です。リャン・ブア洞窟で「ホビット」と呼ばれるホモ・フロレシエンシスの化石が見つかった島でもあります。

フローレス島は行く価値がありますか?

ビーチだけで終わらない旅をしたいなら、あります。数日のうちに野生のコモドドラゴンを見て、マンタと一緒にシュノーケリングをして、山の伝統村に泊まる。そのすべてをラブアンバジョから始められます。

フローレス島のベストシーズンはいつですか?

乾季の5月から10月上旬です。ボートなら6月、7月、9月が特に良く、クリムトゥの日の出がいちばんきれいに見えるのは5月から9月です。

チャットで相談